〇皆保険円環図(給付と負担)

 皆保険円環図(加入者数)で区分した各制度の加入者の医療費が、国民皆保険制度の下、どのように負担されているかを表した円環図である。

 まず、各制度の円環図の面積が、加入者数の円環図と大きく異なっており、高齢者の医療費が全体の6割を占めている。これらの各制度の医療費をどのように負担しているかを色分けして示している。

 黄色が患者負担、桃色が公費負担、青色が保険料の内自制度の給費に充てられている額、緑色が、65歳未満の保険料から前期・後期高齢者の給付費を賄うため拠出された額(拠出金)である。高齢者への公費負担、拠出金が大きくなっている。

 なお、緑色の点線は各制度の患者負担の定率を表しており、患者負担額との差は、高額療養費制度による給付分である。

 この図には、多様な課題が浮き彫りになっている。議論の出発点として活用していただきたい。

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